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権勢症候群
犬のしつけ方を間違うと、権勢症候群になりやすくなります。
権勢症候群とはアルファシンドロ-ムとも呼ばれ、犬が人間よりも優位に立ち、飼い主の命令を全く聞かなくなる状態です。
人間社会の中に家族として迎えられた犬ですが、犬社会の中では家族にさえも上下関係が存在します。
犬は自分が家族という群れの中で何番目にいるのか、という事しか見ていません。
いつも帰りが遅くあまり犬と接しない人間は時として「別の群れの人間」かのように見られ、犬が全く相手にしない場合もあります。
だからこそ、犬のしつけは家族全員で行うのが良いといわれるのでしょう。
「権勢症候群」は犬が起こす問題行動の総称であり、実際の病気と異なり、その症状は非常に多種多様です。
権勢症候群を予防するしつけ方として大事なのは、犬のマウント行為を許さない事です。
マウントとは一般的に犬同士の性行為と思われていますが、相手を服従させたい場合にも犬はマウンティングします。
雄犬がぬいぐるみや人間の腕・脚にしがみついてマウントする事を、「発情期に相手がいなくてかわいそう」と勘違いして許している飼い主は非常に多いです。
すべての行為が性行為に繋がるわけでもなく、服従させたいと願う行為でもないです。時と場合によりその行為の意味は違うので、それを見極める事が大切です。
犬がたくさんいる場所に行って誰彼構わずマウント行為をする犬は、当然犬からも他の飼い主からも嫌われてしまいます。
権勢症候群とはその犬が「井の中の蛙」状態である場合が多いので、社会性を持たせてもっと外に出してやることが大事です。
そのために犬のマウント行為はしつけによって絶対にやめさせるべきです。
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